MENU
  • 土地境界線
  • 地積測量図
  • 境界標
  • ブロック塀
  • 境界立会い
  • 境界確定
  • 確定測量
  • 分筆登記
  • お問合せ
土地境界線の調べ方から境界標・境界立会・境界確定・確定測量・分筆登記まで土地家屋調査士が徹底解説
土地境界線の専門サイト|土地家屋調査士寺岡孝幸事務所
  • 土地境界線
  • 地積測量図
  • 境界標
  • ブロック塀
  • 境界立会い
  • 境界確定
  • 確定測量
  • 分筆登記
  • お問合せ
  1. ホーム
  2. 確定測量
  3. 現況測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】

現況測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】

2026 8/24
確定測量
2025年10月5日2026年8月24日
この記事を監修した専門家
土地家屋調査士寺岡孝幸の顔写真
土地家屋調査士 寺岡孝幸

国家資格:土地家屋調査士・行政書士。
専門分野:土地の境界確定や不動産の表示登記全般。
職務経歴:開業以来24年間、土地の境界確定など現場の実務に基づき、数多くの問題を解決しています。
[土地家屋調査士 寺岡孝幸のプロフィールはこちら]

「現況測量図と確定測量図の違いは何?」
「現況測量図や確定測量図で、何がわかる?」
「現況測量図と確定測量図は、どんな場合に必要?」
「現況測量図と確定測量図では、測量費用はどれ位違う?」

現況測量図と確定測量図について、
この様な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、現況測量図と確定測量図にテーマを絞り、
現況測量図と確定測量図の違いについて、
土地の境界確定業務を行っている土地家屋調査士が解説致します。

この記事を全て閲覧することで、初めて測量図を見る方でも、
現況測量図と確定測量図の違いがすべてわかります。

スポンサーリンク
目次

なお、この記事の内容は、下記の動画でも無料で何度でもご視聴いただけます。

現況測量図と確定測量図の根本的な違いとは?

現況測量図と確定測量図の根本的な違いは、
土地の境界の確定が目的かどうかです。

まず、下図1のような現況測量図は、
現地の状況を知るための測量図であり、
境界を確認した上で作成された図面ではありません。

現況測量図の例
(図1:現況測量図の例)

たとえば、建物を建築する際には、建築確認申請を行うため、
現地の土地の面積や、区画の形状、接する道路の幅員、
ブロック塀や擁壁などの構造物の状態や高低差を知る必要があり、
上図1のような現況測量図が作成されます。

建築確認申請以外でも、相続税の申告をする際には、
現況測量を行い、土地の面積を出して、
相続税の計算に使うために、現況測量図が作成されることもあるのです。

また、擁壁を設置するために、土地の高低差を測量したり、
太陽光パネルを設置するために、現況測量図を作成する場合もあります。

ただ、現況測量図は、現地の状況を図面に示すことが目的であり、
土地の境界の確認を行うことを目的としていません。

そのため、現況測量図を作成する際には、
隣地所有者との境界確認は行われず、
隣接する土地との境界線は、確定されていないことが多いのです。

逆に、下図2のような確定測量図は、
土地の境界線を明確にするための測量図であり、
境界を確認した上で作成された図面になります。

確定測量図の例
(図2:確定測量図の例)

具体的には、隣接する全ての土地との境界について、
法務局に備え付けの公図や地積測量図を基に、
全ての隣地所有者と境界の確認を行い、
合意した境界点を測量して、その結果をまとめた図面となります。

土地の売却や、相続・境界トラブルの解決などの際、
土地の境界を明確にする必要がある場合に、
確定測量図が作成されるのです。

つまり、現況測量図と確定測量図の最大の違いは、
土地の境界の確定を目的とするかどうか、
隣地所有者との境界確認を行うかどうかという点にあるのです。

それぞれの測量図でわかること・わからないこと

まず、下図3のような現況測量図では、
現地にあるブロック塀や側溝などの構造物の状態、
接している道路の幅員や状態、下水などのマンホールの位置、
土地の概算面積と区画の大体の形状がわかります。

現況測量図でわかる内容
(図3:現況測量図でわかる内容)

また、レベルとも言われる高低差も測量して、
現況測量図に載せた場合には、現地の各地点の高低差もわかります。

しかし、現況測量図では、事前に境界確定がされていない限り、
土地の境界線の位置や、境界標の有無はわかりませんし、
隣地所有者との境界確認情報もありません。

そのため、隣接地との境界が確定していないので、
不動産売買や相続の際に境界トラブルが起こる可能性があります。

次に、下図4のような確定測量図では、土地の面積と区画形状、
土地の境界線、境界標の有無と種類、
各境界点の座標値と点間距離が、それぞれ明確にわかります。

確定測量図でわかる内容
(図4:確定測量図でわかる内容)

なぜなら、確定測量図は、公図や地積測量図などの資料を基に、
全ての隣地所有者と境界の確認を行い、各境界点について、
土地所有者及び隣地所有者との合意を得た上で作成された図面だからです。

しかし、確定測量図では、現地の構造物の状態や、
高低差などは記載されていないので、わからないことが、
現況測量図との違いになります。

土地の売買・相続・建築で使い分けるポイント

まず、現況測量図は、建物を建てる時や、
土地の概算を知りたい時に活用する図面です。

「建物を建てたいので、敷地の広さや建物の配置を検討したい」
「相続税の計算をするため、土地の概算面積を知っておきたい」
といった場合に、現況測量図が役立ちます。

現況測量図は、建物建築の際に、敷地の広さや建物の配置を検討するのに役立つ
(現況測量図は、建物建築の際に、敷地の広さや建物の配置を検討するのに役立つ)
現況測量図は、相続税の計算の際に、土地の概算面積を知るのに役立つ
(現況測量図は、相続税の計算の際に、土地の概算面積を知るのに役立つ)

現況測量図は、敷地の現状をおおまかに把握するための図面で、
土地の広さや、おおよその形状、
現況の道路幅などを知ることができるからです。

次に、確定測量図は、土地の売買や、相続などで、
トラブルを防ぐための図面になります。

「隣の土地との境界が、曖昧で不安」
「土地を売却する際に、面積のトラブルを避けたい」
といった場合に、確定測量図が必要です。

土地の境界を明確にし、面積を正確に確定させるための測量で、
隣地所有者と境界の確認をした上で行われます。

不動産取引では、売主が境界を明確にすることで、
後々のトラブルを防ぎ、安心して取引を行うことができるのです。

また、土地の相続の際に、複数に分けたい(分筆)場合など、
土地の利用目的を明確にする際にも、確定測量図が作成されます。

測量費用は、どれくらい違う?

確定測量の方が、隣地所有者との境界確認が必要なため、
一般的に、現況測量よりも費用が高くなる傾向にあります。

まず、現況測量及び現況測量図の作成の費用としては、
一般的な戸建て程度の広さの土地の場合、
約10万円~20万円程度が目安です。

ただし、土地の広さが広ければ広い程、通常、
費用は高くなるため、一般的な戸建ての土地よりも広い場合や、
高低差の測量も必要な場合は、20万円を超えることもあります。

なお、現況測量図の作成などの費用は、
現況測量図の作成などを依頼した方が、負担するのが一般的です。

次に、確定測量及び確定測量図の作成の費用は、
一般的な戸建て程度の広さの土地の場合、
約35万円~80万円程度が目安です。

費用に値幅がある理由は、土地の面積や形状、
官民境界の有無、隣地所有者の数、
土地の地域、依頼する土地家屋調査士などによって、
費用が変動するからです。

なお、費用の変動要因の中でも、土地の面積と、
官民境界の有無が、比較的大きな影響を及ぼします。

たとえば、土地の面積が100坪(330㎡)程度と広く、
官民境界の確定も必要な場合、
約50万円~80万円程度が、費用の目安になります。

そして、土地の面積が200坪(661㎡)、300坪(991㎡)と、
広くなるにつれて、確定測量と確定測量図の作成費用は、
約80万円以上になる可能性が高くなり、
100万円を超えることもあるのです。

なお、確定測量及び確定測量図の作成費用は、
境界確定測量を必要とする人が負担するのが一般的です。

境界確定測量の費用については、
「境界確定測量の費用はいくら?約35万円~80万円!?
【土地の売却・境界問題・相続】」で、
くわしく解説しています。

最適な測量を選ぶためのポイント

土地の測量には、測量専門の測量士と、
登記業務を行う土地家屋調査士がいます。

土地の現況を把握するための現況測量は、
どちらの専門家に依頼しても可能です。

しかし、隣接地との境界線を法的に確定させる確定測量は、
境界確認などの専門知識を伴うため、
特に登記を伴う場合には、 土地家屋調査士に依頼するのが最も適切です。

以上、現況測量図と確定測量図の違いを解説致しました。

なお、確定測量図とは何か、
地積測量図や境界確定図との違いについては、
「確定測量図とは?地積測量図や境界確定図との違い」で、
くわしく解説しています。

土地の売却に、境界確定測量は必要なのかについては、
「土地の売却に境界確定測量は必要?」をご参照下さい。

スポンサーリンク

このページを読んだ人は、次の関連性の高いページも読んでいます。

・ 確定測量図とは?地積測量図や境界確定図との違い

・ 確定測量とは?境界確定測量は必要?

・ 確定測量の流れと注意点

・ 地積測量図とは?地積測量図の見方と取得

・ 地積測量図の見方と注意点:XY座標の測量図編

・ 境界確定とは?境界確定の費用はいくら位?

・ 土地境界線の立会いの手順と注意点

・ 土地境界線の立会い時の7つの注意点

・ 土地の境界線を地積測量図で調べる方法

・ 土地の境界線を調べる3つの方法

・ 境界標とは?土地家屋調査士が解説!

・ 境界標の種類を解説!5種類の境界標と実例

確定測量
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

寺岡孝幸のアバター 寺岡孝幸 土地家屋調査士・行政書士

土地家屋調査士寺岡孝幸事務所の寺岡孝幸(てらおかたかゆき)です。主な取扱い業務は、「土地の境界確定、不動産の表示登記全般」です。高知県土地家屋調査士会及び公益社団法人高知県公共嘱託登記土地家屋調査士協会に所属。(代表者寺岡孝幸のプロフィール紹介はこちら、著者の詳細情報はこちら)

関連記事

  • 境界確定測量の費用はいくら?約35万円~80万円!?【土地の売却・境界問題・相続】
    境界確定測量の費用はいくら?約35万円~80万円!?【土地の売却・境界問題・相続】
  • 地積測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
    地積測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
  • 確定測量図とは?地積測量図や境界確定図との違い
    確定測量図とは?地積測量図や境界確定図との違い
  • 確定測量の流れと注意点
    確定測量の流れと注意点
  • 確定測量とは?境界確定測量は必要?
    確定測量とは?境界確定測量は必要?
土地境界線
  • 土地の境界線を調べる3つの方法
  • 境界標が見当たらない!境界線を調べる3つの方法と法的知識【土地の境界・不動産売買・相続】土地家屋調査士が解説
  • 土地の境界線を確認する方法を解説!
  • 土地の境界線を地積測量図で調べる方法
  • 土地の境界線を調べる費用はいくら位?
  • 地番の調べ方:土地の地番を調べる5つの方法
  • 土地の所有者を調べる3つの方法
地積測量図
  • 地積測量図とは?地積測量図の見方と取得
  • 地積測量図の見方と注意点:XY座標の測量図編
  • 土地境界線の立会や確認時に古い地積測量図を見る際の注意点
境界標
  • 境界標とは?土地家屋調査士が解説!
  • 境界標の種類を解説!5種類の境界標と実例
  • 境界標の見方を解説!境界標のどこが境界点?
  • 境界標を復元するには?復元方法と費用の目安
  • 境界標や境界杭の復元方法と復元費用
  • 境界標を勝手に撤去されたらどうすれば良い?
  • 境界標は勝手に設置できる?
  • 境界標は勝手に設置して良い?設置方法と費用
  • 境界標があれば、境界は確定してる?実は…
  • 土地(敷地)境界線の目印の境界標に関する7つの疑問を解決!
ブロック塀
  • 境界標とブロック塀に関する7つの疑問を解決!
  • 境界標がブロック塀の上にあるのは普通?
  • ブロック塀の境界はどこ?境界線と所有者の見分け方
境界立会い
  • 境界立会とは?土地の境界立会には行くべき?
  • 土地境界線の立会いの手順と注意点
  • 土地境界線の立会い時の7つの注意点
  • 土地の境界線の立会いと注意点を疑似体験!
  • 土地の境界線の立会い拒否!ハンコを押さない時の解決方法
  • 土地境界線の立会いのお礼は必要?お礼の相場
境界確定
  • 境界確定とは?境界確定の費用はいくら位?
  • 土地の売却に境界確定測量は必要?
  • 境界確認書とは?土地境界確認書に署名すべき?
確定測量
  • 確定測量とは?境界確定測量は必要?
  • 確定測量の流れと注意点
  • 境界確定測量の費用はいくら?約35万円~80万円!?【土地の売却・境界問題・相続】
  • 確定測量図とは?地積測量図や境界確定図との違い
  • 地積測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
  • 現況測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
分筆登記
  • 土地の分筆とは?分筆登記とは?分筆費用はいくら?
  • 土地の分筆費用はいくら?分筆費用の相場
  • 土地の分筆登記の流れと分筆にかかる期間
  • 分筆できない土地はどんな土地?3つの対処法
  • 分筆登記の必要書類には何がある?
  • 土地の分筆登記申請書の記載例と書き方
最近の投稿
  • 土地の境界線の立会い拒否!ハンコを押さない時の解決方法
    土地の境界線の立会い拒否!ハンコを押さない時の解決方法
  • ブロック塀の境界はどこ?境界線の見分け方と隣人トラブルを防ぐコツ
    ブロック塀の境界はどこ?境界線と所有者の見分け方
  • 境界標が見当たらない!境界線を調べる3つの方法と法的知識【土地の境界・不動産売買・相続】土地家屋調査士が解説
    境界標が見当たらない!境界線を調べる3つの方法と法的知識【土地の境界・不動産売買・相続】土地家屋調査士が解説
  • 現況測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
    現況測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
  • 境界確定測量の費用はいくら?約35万円~80万円!?【土地の売却・境界問題・相続】
    境界確定測量の費用はいくら?約35万円~80万円!?【土地の売却・境界問題・相続】
  • 地積測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
    地積測量図と確定測量図の違いを徹底解説!【土地の境界・不動産売買・相続】
  • 土地の売却に境界確定測量は必要?
    土地の売却に境界確定測量は必要?
  • 土地の境界線の立会いと注意点を疑似体験!
    土地の境界線の立会いと注意点を疑似体験!
  • 土地境界線の目印の境界標に関する7つの疑問を解決!
    土地(敷地)境界線の目印の境界標に関する7つの疑問を解決!
  • 土地の境界線を確認する方法!
    土地の境界線を確認する方法を解説!
カテゴリー
  • ブロック塀 (3)
  • 分筆登記 (6)
  • 土地境界線 (7)
  • 地積測量図 (3)
  • 境界標 (10)
  • 境界確定 (3)
  • 境界立会い (6)
  • 当サイトについて (7)
  • 確定測量 (6)
サイト内検索
人気記事
  • 境界標の種類を解説!5種類の境界標と実例
    境界標の種類を解説!5種類の境界標と実例
  • 地積測量図の見方と注意点:XY座標の測量図編
    地積測量図の見方と注意点:XY座標の測量図編
  • 境界標の見方を解説!境界標のどこが境界点?
    境界標の見方を解説!境界標のどこが境界点?
  • 土地の分筆登記申請書の記載例と書き方
    土地の分筆登記申請書の記載例と書き方
  • 地積測量図とは?地積測量図の見方と取得
    地積測量図とは?地積測量図の見方と取得

【土地境界線の専門サイト|土地家屋調査士寺岡孝幸事務所】

当サイトは、土地境界線の正しい調べ方から、境界標のトラブル解決、境界確定測量、そして分筆登記に至るまでの全知識を、日本全国の皆様へ向けて分かりやすく解説する専門情報サイトです。なお、土地家屋調査士による「境界確定測量や分筆登記の実務・申請代行」につきましては、高知県(高知市・いの町・土佐市など)に地域特化して迅速に対応しております。

  • ■ 運営事務所:土地家屋調査士寺岡孝幸事務所
  • ■ 土地家屋調査士登録番号:高知 第637号
    (高知県土地家屋調査士会の高知支部会員名簿で確認する)
  • ■ 所在地:〒780-0915 高知県高知市小津町8番7号
  • ■ 高知県内ご相談ダイヤル:0120-300-048 (通話料無料)
  • ■ 代表直通携帯:090-1006-2151(お電話受付時間 9:00〜18:00 土日も対応!)
  • ■ お問合せメール:souzoku@diary.ocn.ne.jp(24時間メール受付)
  • ■ 営業時間:平日9:00~17:00
全カテゴリー一覧
  • 土地境界線(調べ方・地番・所有者・費用)
  • 地積測量図(図面の見方・取得方法・XY座標)
  • 境界標(種類・復元方法・勝手に抜かれた時の対処法)
  • ブロック塀(境界線と所有者の見分け方)
  • 境界立会い(当日の手順・注意点・立会い拒否の解決法)
  • 境界確定(境界確認書の意味・費用の相場)
  • 確定測量(測量の流れ・現況測量図との違い)
  • 分筆登記(手続きの流れ・期間・費用の相場)
  • ホーム
  • 運営者・筆者プロフィール
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • 著作権と免責事項
  • サイトマップ
  • お問合せ

© 2021-2026 土地家屋調査士寺岡孝幸事務所

目次